秋のヨーロッパ

ロンドンと、ハンガリーのブダペストを訪れて来ました。
 
ブダペストの空の玄関口はその名もリスト・フェレンツ空港といいます。
(ハンガリーは日本と同じように姓-名の順で表記される)
ハンガリーといえばリストなんですね。
ドナウ川を眺める私の頭の中には、ランサンブルで練習したハンガリー狂詩曲のメロディが浮かんで来ました。
「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい街でしたが、歴史に翻弄されたいつの時代も、同じようにドナウは流れていたのかと思うと感慨深いものがありました。

ブダペスト夜明けのドナウ川と国家議事堂

イギリスといえばランサンブルの定番、エルガーの「愛の挨拶」
この曲はロンドンというより田園のイメージでしょうか。
イギリスの田舎は味わい深いものがあります。

ロンドンから2時間、コッツウォルズにあるスワンホテル

最後にロンドンあるあるを。
かなりの雨でも傘をさしている人は半分くらい。
(びっくりします)
杖をついたおばあちゃんでも赤信号で渡る。
(本当にびっくりします)
エレベーターに「閉」のボタンはない。
(待つ のは平気な文化らしいです)
地下鉄、バスに時刻表はない。
(そもそも時刻表がないので遅延という事はないのだけど、いつ来るかわからなくてもみんな平気で待つ)
コンビニがない。そして日曜スーパーマーケットは17時まで。
(それでもなんとかなっている)
大英博物館、ナショナルギャラリー、公の施設は無料。
(なんて太っ腹)
金融街シティで働く人は仕立ての良いスーツにネクタイ姿。ワイシャツが下着だそうで素肌にそのまま着る。
そして、昼休みにビールを飲むのは当たり前。金曜の午後は仕事は終わりで会社でお酒タイムとなる。
(でも颯爽としていてオーラが出ています。ただただ 驚く)
そして物価が恐ろしく高い。
(心臓に悪かったです)

滞在中楽しかったけれど、帰国してなぜか安心した私でした。
日本(日本食)ってやっぱりいいなぁ。                                                                       by メンバー K.N